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マンゴーの病気と害虫


農薬には適正な使用時期・期限、散布量があります。
また、高温・低温時の農薬散布は薬害が出る場合があります。
適切な条件下で使用したほうがいいです。
マスク・ゴーグル・雨具を忘れずに完全防備で散布しよう!


ハフクレタマバエ

マンゴーの新葉や新梢に寄生して多く発生すると
新葉がすべて落葉するなど大きな被害を受けます。



幼虫は新葉の内部を食害して円形で
水浸し状の黄色斑点を形成する。


新葉に被害が見つかった場合は葉をすぐに除去して処分します。
葉ダニ

マンゴーの葉の表面で多発します。


成虫の体長は約0.4mm、
肉眼でどうにか確認できるぐらいの大きさです。


被害部分はかすり状になって光沢を失い黄化・落葉します。


防除薬剤
マシン油・サンマイト水和剤・バロックフロアブル等
キジラミ

準備中
カイガラムシ

葉に多く見られます。


栄養分を吸汁すると葉が黄色化します。


果実に寄生すると栄養分と一緒に色素まで吸汁するので色など
外見が悪くなり商品価値が下がります。


防除薬剤: スプラサイド乳剤
タイワンキドクガ

野菜や花き類などの作物を食害します。


コシロモンドクガほどマンゴーでの発生は多くない。


幼虫、成虫ともに毒毛をもち触れると
激しいかゆみをともなう発疹がでます。


コシロモンドクガ

主に新葉を食べます。
開花期には花や小果を食べるので収穫に大きな影響をあたえます。


被害を避けるためにはネットを張り施設内への進入を防ぐこと、
また様々な雑草を好んで食べるので周辺の雑草の除草を
徹底することです。


発見したときはすぐに捕殺することも有効です。


防除薬剤: ロムダンフロアブル
ワタフキカイガラムシ

葉や果実などに発生して生育異常、果実奇形などを引き起こす。


また排泄物がすす病を誘発させる。


アリと一緒にいる事が多い。


発見しだいつぶすか擦り落とす。


防除薬剤: スプラサイド乳剤

↑小さすぎてわかりませんね
スリップス(アザミウマ)

野菜、果実の大害虫!
幼虫の大きさはは1.0〜1.5mm。どうにか肉眼で確認できる大きさです。



口針を植物に刺して吸汁したり植物内に産卵して組織を傷つける。


新葉の裏面や花に発生し、落葉させたりします。


果実での被害は、果実に凸凹の被害痕をのこしたり、
黒褐色のサメ肌状になります。


防除薬剤: スプラサイド乳剤・モスピラン水溶剤・アドマイヤー水和剤等


キンカク病

カビが原因でおこる病気。


花軸に多い病気で花軸が水浸状になりしだいに広がり
白いカビができる。


温度の低い時期や曇りがちなときに発生しやすい。


防除薬剤:スミレックス水和剤
うどんこ病

カビが原因でおこる病気です。


花軸全体がうどん粉をふりかけた状態になります。


対策は通気不良や日照不足が原因で発生しやすいので
通気や日当たりをよくすることです。


病気にかかった場合はその場でビニール袋にいれ
園外へ出し処分する。


防除薬剤: トリフミン水和剤

タンソ病



カビが原因でおこる病気。葉、花、実などに黒い斑点ができ次第に大きくなります。
予防:ジマンダイセン水和剤 ストロビードライフロアブル 防除薬剤:ベルクート水和剤




軸腐病(じくぐされびょう)


カビが原因でおこる病気。剪定後の枝などの切り口から黒く枯れていきます。樹勢の弱い木がかかりやすい。
防除薬剤:スミレックス水和剤




カイヨウ病


細菌が原因。葉や枝に黒い斑点ができる。
予防:ICボルドー



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