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授粉昆虫について

マンゴーは虫媒花ですので授粉には授粉昆虫が必要になってきます。
その授粉昆虫には主にハエとミツバチの2種類が使われています。


ハエを導入するには事前の準備が必要です。
・保温のための熱を出す電球 ・小さめのビニールトンネル
・餌を入れるための容器 ・餌となる魚の内臓やオキアミ、大豆粕等
ハエは卵→幼虫→蛹→成虫となるため花が咲くひと月前から準備をします。

蜜蜂は花粉交配用を養蜂家から購入もしくはレンタルします。
設置した2〜5日後から花粉交配を開始します。

↓ハエを育てている様子



ビニールハウスのネットやビニールに破れ等隙間などがあると外から昆虫が侵入してきます。
その昆虫も知らない虫だからと言ってすぐに駆除せず、よく観察をしてみます。
中にはハエや蜜蜂以上に授粉交配に精を出している昆虫もいたりします。



これまであまりコストパフォーマンスを考えずに
ハエは安い、蜜蜂は高いという理由でハエを使った交配が主流でした。

しかし、近年ハエから蜜蜂への授粉交配へ切り替えるマンゴー農家が増えてきています。
それにはやはり理由があります。

次はハエと蜜蜂の違いについて説明したいと思います。


ハエと蜜蜂の違い→



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