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ミニマンゴーとは


「ミニマンゴーと言う品種があるのですか?」この質問を何度か聞かれたことがあります。
答えは「ミニマンゴーと言う品種はありません」

ミニマンゴーとはマンゴーの花の時期に授粉がうまくいかなかったために中の種が生長せず
実が大きくならないで育ったいわば「マンゴー農家の失敗作」になります。




一般に売られているミニマンゴーはアーウィン種で重さ100g前後で丸い形をしています。
糖度20前後で(通常15前後)でとても甘く種が薄いのが特徴です。
年々知名度が高くなるにつれて人気の上がってきているマンゴーです。




人気の上がってきているミニマンゴーですが、農家にとってはあまりできてほしくない物です。
その一番の理由は「金にならない」からです。

なぜ金にならないかというと、農作物は重さで取引されているため
通常マンゴーは一個500g前後の重さですがしミニマンゴーは一個100g前後
一枝にせいぜい2〜3個の実を残すことしかできないので
重さで計算すると通常のマンゴーの半分の売上しかあげられないことになります。

マンゴーもミニマンゴーも栽培方法は一緒でかかる経費も同じなので
ミニマンゴーばかり作っていると経営ができなくなり破産してしまいます。

そういう理由からマンゴー農家にとってできてほしくないマンゴーになります。



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