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分蜂群を捕まえる

新しい女王蜂が誕生すると古い女王蜂は巣箱を出て巣離れをします。

働き蜂も古い女王蜂についていき巣箱を飛び出します。

その時の様子を分蜂（ぶんぽう）といいます。
　蜜蜂が一塊になるまで待ちます
①古い女王蜂が巣箱を飛び出すとそれを追って
働蜂も巣箱から飛び出します。分蜂の始まりです。		 ②女王蜂が枝にとまると飛び回っていた働蜂は
女王蜂のところに集まってきます。
③働蜂が集まるまでしばらく待ちます。 ④巣箱を飛び出したほとんどの働蜂が女王蜂のところに集まりました。
この状態から分蜂した蜜蜂を捕えます。
木の枝に集まったときは下に巣箱をおき枝ごと切り落として巣箱の中へ入れますが今回は鉄の柱に蜜蜂が集まったため平板を使って強引に巣箱の中へ入れました。


後は充実した巣箱から蜜の詰まった巣枠をとりだし巣箱の中へ。


これで一つの群の出来上がりです。
分蜂群が地面に集まった場合

空巣脾の入った巣箱を分蜂群の横に設置します。
手袋をして丁寧に蜜蜂をとり、巣箱の中へ入れていきます。

女王蜂が巣箱の中に入っているか確認します。
女王蜂が中に入っていれば外にいる働き蜂も巣門から中へ入ってきます。
分蜂した蜜蜂は同じ場所に集まりやすい

ヘチマの吊り棚に集まった分蜂した蜜蜂

吊り棚の高さは約１５０㎝です。

 １mほどの台の上に巣箱を置き、分蜂した蜜蜂を中へ入れました。

同じ年、同じヘチマの吊り棚に今度は２つの分蜂した蜜蜂が集まりました。

上記と同じ方法で分蜂群を巣箱の中へ。
転倒防止のため、台の上から巣箱を地面へおろしました。

残った働き蜂も女王蜂のいる巣箱の中へ入っていきました。


分蜂したての蜜蜂は穏やかです。

刺されることはほとんどありません（僕の経験では）。

蜜蜂を飼っているとだんだんと刺す雰囲気というのがわかってきます。

慣れるまでは僕のように黒のTシャツ一枚で蜜蜂を扱うことは止めましょう。
高確率で刺されますよ。


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