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巣箱の内検
内検（巣箱の中の点検）の目的 巣箱の内検をやらずにほっておくと巣がスムシにやられたり 知らない間に分蜂（ミツバチの巣別れ）して蜜蜂がいなくなったりします。 そうなる前に巣箱の中をこまめに点検 ムダ巣を撤去したり病害虫のチェック、王台の有無などを調べて 蜜蜂を快適にすごせるように世話をしていきます。
◆勳煙器で蜜蜂をしずめる いきなり蓋を開けてしまうと巣箱の中の蜜蜂がおどろいて蓋を開けると同時に襲いかかってきたりします。 なので、ミツバチ達を驚かせないように 蓋をトントンと数回たたき蓋を少しだけ開け、勳煙器で煙をいれ蜜蜂をしずめてから蓋を開けます。
◆蜜や幼虫の確認 蜜の量や卵、幼虫がちゃんと生まれているかを確認します。 蜜の量が少なければ仕切りをいれ蜜蜂を詰めてあげたり、蜂児の量を見て今後の伸び具合を予想して適切な管理をしていきます。
◆女王蜂、王台の確認 女王蜂や王台の有無を調べます。 卵の生みが悪かったり働き蜂産等の異変がある場合は女王蜂を更新します。
◆ハイブツールで余分な巣をとる 巣枠の中以外に余分な巣を作らないように蓋や枠の中以外に作った巣をハイブツールを使い削り取ります。
◆巣箱の中の清掃 巣箱の中のたまったゴミを取り除きます。 巣虫やダニがいないか確認します。 汚れや巣虫の被害がひどいときは巣箱ごと交換したほうがいいです。
◆巣箱の中が充実していれば 割出しをして群を増やしたり継箱を巣箱の上に設置します。
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