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マンゴー日記2019

2019年7月





2019年、マンゴーの収穫期になりました。

今年はマンゴーの品質管理にかなり苦戦しました。

特に梅雨の長雨による日照不足で色ノリの具合が気になるところでしたが、
袋を開けて確認したところ例年並みの色ノリになっていました。

災害級の大雨の影響も気になるところだけど、
そこの対策はやれるだけのことはしたので問題なし。

病害虫の被害も今のところなしです。一安心です。

今年も良いマンゴーに仕上がってくれていることでしょう。

いよいよ夏本番、マンゴーの出荷開始です!


2019年6月





実の肥大、色ノリ共にオッケー!
ってことで収穫前の最後の作業、袋掛けを開始しました。

それと灌水や肥料の施肥、来年に向けての枝の剪定や間引きと、
今やらなきゃいけない作業を袋掛けと同時進行で進めていきます。

ここ数年、悩みの種だったマンゴーの日焼けも対策済み。
涼しい環境下でじっくりと糖度を乗せていきます。

このまま順調にいってくれれば例年以上の美味しいマンゴーに仕上がってくれそうです。


2019年5月





第二マンゴーハウスはハウス建て替えの影響で保温が遅れたため、
8割がたミニマンゴーになってしまいました。

通常の楕円形ではなく小さな真ん丸な実になっています。

ミニマンゴーは前年マンゴーを購入くださった方に優先予約、
そして値引きにて販売予定です。




第一マンゴーハウスのマンゴーは肥大期をむかえました。

玉吊り作業真っただ中、
自らの重みで葉の中に埋もれた実を紐で吊り上げています。

玉吊りが遅れると実の重みで枝ごと折れちゃいます。
そうなってしまうとアウト、売り物になりません。

なので、これから先は時間との勝負になってきます。


2019年4月





第一マンゴーハウスは実の摘果と玉吊りの時期になりました。

今年は花の開花にバラつきがあった為、
小豆〜鶏卵と様々な大きさの実がぶら下がっています。




第二マンゴーハウスのマンゴーは無着果もしくはミニマンゴーになってしまいました。

ハウスの建て替えが大幅に遅れたために花が雨に打たれたことと、
保温ができなかったことが原因だと思います。

今年は着花率7割でしたが着果は4割と過去最低に近い結果となってしまいました。
予想では去年比で半分の収穫量になりそうです。


2019年3月



マンゴーの花が満開期を迎えました。

今年は花軸の伸びが短く、花の咲き具合が全体的に弱い感じがします。
着花も全圃場で5〜6割程度かもしれません。

良い実を作ることができるかどうか...難し年になりそうです。


2019年2月



正月から休みなしで続けていた第二マンゴーハウスの建て替え工事がほぼ完了しました。

旧第二マンゴーハウスの解体から始まり、建て替え完了まで2か月かかりました。
ほぼ一人でやったわりには(他の作業もこなしながら)早いほうではないでしょうか。

マンゴーの花が満開期を迎える前にビニール張りを終えたことも大きいです。
雨水から花を守ることができるので病気の発生を抑えることができます。




第一マンゴーハウス内の様子。
パッと見で花芽や蕾の状態、数えるほどですが着果が確認できているのもあります。

一つのハウス内で花芽、蕾、着果を確認できるということは、
花の生長に大きなバラつきがあるということ。

生長のバラつきが今後どのように影響してくるかが気になるところ。
着果不良で不作なんてことにならなければよいのですが。


2019年1月 



2019年のマンゴーの始動は第二マンゴーハウスの建て替え工事から始まりました。

2018年秋の2度の猛烈な台風で半数以上の柱が損傷しました。
傾きもひどく倒壊寸前、人的被害が出る前に解体しての建て替えです。

30年近く頑張ってくれたことに感謝しつつ急ピッチで建て替えを進めます。

タイムリミットは蕾が伸び満開期を迎えるであろう直前、3月上旬です。