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マンゴー日記2021

2021年6月中旬





第一マンゴーハウスの様子です。

今年はマンゴーが豊作のため第一→第二→第三ハウスと、
収穫時期のピーク(忙しさ)をずらすよう管理しました。

その結果、第一ハウスでは予定通り3つあるハウスのうち最初に熟が始まり、
今シーズン一番最初のマンゴーを収穫することができました。

予想より一週間ほど早い収穫です。

色乗りは抜群に良いですが初物は甘さ(糖度)が低い傾向にあるので販売はもう少し先になります。


2021年6月上旬





第二マンゴーハウスの満開期と肥大期の様子です。

過去一と言っていいほど実が着きすぎたので、
来年のことを考えて全体の1/3は花軸ごと切り落としました。

それでも150坪のハウスに2000個以上の実が着いています。

第一〜第三マンゴーハウスまで着果数合計10000個以上。

かなりしんどい収穫期になることは間違いなしだけど、
これまでの経験をフルに活かして夏を乗り切りたいと思います。


2021年5月下旬



マンゴーハウス内が真っ白な空間になりました。

第三マンゴーハウスの袋掛け作業完了です!

このハウスの収穫はひと月半後の7月中旬予定。

それまではじっくり実の肥大と糖度アップをしてもらい、
そして収穫の時期にはおいしい完熟マンゴーになってもらいます。


2021年5月



一枝一個に玉数をしぼり、実ひとつひとつに養分集中、
肥大期に入り急速に肥大中のマンゴーの実です。

実を紐で吊上げる玉吊りまで終えていますが、
次の作業の袋掛けまでもうひと仕事、
さらに肥大を促進させるために仕上げの摘果をしていきます。


2021年4月



蜜蜂が花粉交配を頑張ってくれたおかげ、
そして心配された夜間の冷え込みも問題なかったようで、
無事に着果を確認することができました。

一枝5〜6個とかなり高めの着果率になっていますが、
そのまま育てると養分が分散して小玉マンゴーになってしまうので、
大玉マンゴーを作るべく続いての作業「摘果」に取り掛かります。

傷有りや色乗りの悪い実を切り落とし二枝一つの実を残していきます。

摘果→玉吊り→袋掛けと、ここから収穫までは時間との勝負になります。


2021年3月



満開期をむかえた第三マンゴーハウスです。

花粉交配用に導入した蜜蜂だけではなく、
ハウス外から入ってきた昆虫も受粉を手助けしてくれています。

夜温の低さが気になるところですが大丈夫でしょう。

無事に着果できたかどうか、結果はひと月後のお楽しみです。


2021年2月



花軸が伸び花穂が次々と出始めてきました。

気の早い人はこのタイミングで受粉昆虫の蜜蜂を導入しますがまだ時期早々です。

その前に花房下部分の花穂の除去をしていきます。

これが意外と気を使う作業。

生長途中の花軸はとても折れやすいので体の一部でも触れるのは厳禁、
周囲に注意しながら集中して花穂を取り除いていきます。


2021年1月





毎年、月単位で生長の様子を紹介しているマンゴー日記ですが、
2021年は第三マンゴーハウスでの収穫までを追っていきたいと思います。

体力の限界を感じて今年で地主さんにお返しすることに決めたハウス。

面積は約300坪、木の数は50本以上、植付30年以上です。

2021年1月、花芽は8割ほど上がってきています。

大雑把ながら誘引枝吊を終え、立枝の間引きまで完了。

手前から奥まで見渡せるようになりました。

順調にいけば5月頃までには枝先から吊り棚までの間にマンゴーの実がズラッとぶら下がります。