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先生選び


土地さえ確保できればネットや本、人から聞いただけの技術でも農業は始められます。
けど、農業の現場を実際に見ずに始めてしまうと趣味程度のレベルで終わってしまいます。

別に収入源があり儲けは二の次、楽しめればいいという考えなら「趣味」でいいと思いますが
プロとしてやっていくには栽培技術と稼ぎ方を知っている先生を探すことが大事になってきます。


まずは人脈作り


先生を探すといっても農家とのつながりがなければなかなか見つけることはできません。

農家に知り合いがいない場合は農業普及センターやJAに問い合わせ指導を受けたり勉強会に参加し
その中で農家仲間を作っていくのが近道だと思います。

仲間がある程度できればその中から先生を選んだり紹介してもらえばいいでしょう。


腕は確かか


先生候補が見つかったからといってすぐに教えを乞うのはまだ早いです。
まずはその人の育てている作物を目で見て確認してみましょう。

言葉だけではその人のレベルはわかりません。
百聞は一見にしかずです。
実際にその人の圃場を見ることで腕がたしかかどうかがすぐにわかると思います。


稼いでいるか


腕は確かでも稼いでいなければプロではありません。
農家=経営者です。
利益を出さなければ経営が成り立ちません。

けど、なかなか「年収いくらですか?」なんて聞けませんね。
そんなときは反収経費を聞いてみます。
反収(たんしゅう)は一反(約300坪)あたりの収穫量です。

一反あたりの収穫量を聞くことでその作物の売上がだいたいはわかります。

例えば反収1,000キロで作物の平均単価がキロ1,000円であれば、
(平均単価は新聞やネットの市場情報で確認できます)
反収1,000キロ×単価1,000円=売上1,000,000円になります。

そして売上から経費を引いた金額が利益になるので、
いくら稼げているのかがわかります。


腕と稼ぎで選ぶ

腕と稼ぎを知り、自分もそうなりたいと思う相手が見つかればその人を先生にすればいいでしょう。
先生だからと言って毎日付き添って教えを乞う必要はありません。
時々会いに行って情報交換をするだけでオッケーです。

腕もあり稼げている人の一言一言は言葉の重みが違います。
本物の先生を見つけ、よく観察し情報交換を続けていけば、
ほんの数年で食っていけるだけ稼げるようになります。


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