※10年以上前の記事です。
消さずに記念に残しておきます。
ナンピンとは買った株の株価が下ったときに
新たに株を買い増しし平均所得株価を下げることです。
わかりやすく説明すると
1株10000円で買った株が予想に反して値下がり↓
1株8000円になると・・・・2000円の含み損になってしまいます。
でもあることをすると
1株を10000円で買った株価が1株9000円で買ったことになるんです。
その「あること」とは
8000円で株を買い増しすればいいんです。
株を買い増しすると
10000円で1株+8000円で1株=18000円で2株になります。
そうすると1株あたり9000円で株を購入したことになるんです。
これがナンピンです!
8000円で株を買い増した後、株価が上昇↑
最初に買った株価10000円に戻した場合2000円の利益になっちゃいます。
なんだか得したような気になりませんか?
だけど相場はそんなに都合よく動いてくれないものです。
ナンピンしたあとも株価が値下がりつづけると
株を買い増した分だけ損失の大きくなるスピードも速まります。
自分の思惑が外れた上にトレンドに逆らった取引をしているので
そのうち資金もつきて塩漬け状態、やがては破産する可能性が高くなるのです。
一見お得そうだけど・・・実は恐ろしいテクニック投資方法なんです!
ナンピンをする人の多くは「損失を確定するのが嫌」だとか
「損失を取り戻してやる〜」って考えだけでナンピンしてしまい
損失を拡大させてしまう傾向にあるようです。
そういったナンピンは僕も危険だと思うけど
危険なのは計画性のないナンピンであって
計画性のあるナンピンはオッケーだと考えています。
(僕は基本的にはナンピンはしませんけどね)
僕なら最初にナンピンをする値と損切りの値を決めておきます。
ナンピンは1〜2回まで、損切りの値になるといさぎよく損切りします。
深入りする前に損切りです。
損切り後、相場が反転して損失を回復してくれるかもしれないけど
終わったことをいつまでも引きずらずとっとと忘れます。
計画性もないのに損切りせずにナンピンナンピンで
株数を増やしてしまうと何度かうまくいくことはあっても
そのうち資金もつきて塩漬け状態、やがては破産しちゃいます。
思惑とは逆に相場が動いたときのリスクを考えると
こんなに危険なテクニックはないと思います。
ナンピンを100%は否定しませんが破産をしたくないなら
「計画性のあるナンピン」を心がけなきゃいけません。
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