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土壌を知っておこう



野菜を育てるにはどの土を使っても大丈夫・・・なんてことはありません


土壌にあった作物じゃないとうまく育たないんですよ。




◆沖縄の土壌の種類


国頭マージ・島尻マージ・ジャーガルの3種類にわけられます。


国頭マージは酸性、島尻マージ・ジャーガルはアルカリ性なので


酸性の国頭マージで育てるなら
酸性土壌に強い スイカ・ジャガイモ・サツマイモ


アルカリ性の島尻マージ・ジャーガルで育てるなら
アルカリ性土壌に強い ホウレン草・インゲン・玉ねぎ・キャベツ


って感じになります。


 
 ↑ジャーガル土壌、養分は豊富だけど乾燥すると固くなります




◆pH(ペーハー)を計ってみる


野菜を育てる前に育てようとしている土のpHを計ってみると
その土壌ではどの野菜が適しているかわかります。


土のpHを計るにはホームセンター等で売っているpH測定器で簡単に計れます。
測定のしかたも簡単!採取した土を水で薄めその中に測定液をいれて
変化した色をみれば土のpHがわかります。
1.000円以下で買えるので野菜を育てる前にぜひ測定してみよう。


野菜の最適なpHは
pH6.5〜8.0 :ホウレン草・春菊・玉ねぎ・ワケギ等
pH6.0〜7.5 :ナス・インゲン・白菜・レタス等
pH5.5〜6.5 :カボチャ・キュウリ・ピーマン等
pH5.0〜6.5 :スイカ・ジャガイモ等


↑pH測定液 ↑土の上澄み液に測定液を入れると色の変化でpHがわかります


◆土壌改良しよう


酸性の土壌でアルカリ性に適した野菜を育てるなら土壌を中和してやればオッケー
酸性をアルカリ性にするなら適量の苦土石灰をまけばpHが上がります。

もし育てたい野菜の最適なpHと土壌のpHが違っていたら
土壌改良してあげれば大丈夫です。




上手に野菜を育てるにはまずは土壌を知ること
育てたい野菜の土壌にすることが大事、まずは土作りから始めよう。


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